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六月二十二日 [俳句]

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昔 東京の谷根千で買った縄跳びをする少女 レーザーカッターで薄い金属板を切り抜き、その影も切り抜いて跳んでいる。夏の日差しの影がもう一つでき、二つの影が面白い。
俳句という17文字の制約の中に、谷根千で買った少女という記憶を重ね、俳句の文字を重ねてみた。俳句という存在には、文字で伝達するという機能と、自分の思いを込めるという機能がある。俳句を読んだ人と、作者の思いの隔たり。小説にも新聞にも書かれた文字と、それを読む人の隔たりは存在する。俳句という構造の中で、十七文字の日本語は思ったより多くの情報を伝えることができるそうだ。アルファベットの17文字では含まれる情報は少ない。日本語が一文字に広い意味での多くの情報を持つことに嬉しさを感じる。それが曖昧な記号として断定され変化していくのだろうが。曖昧さを持つ領域が好きだ。

昭和8年(1933)花水川河口に二万坪の敷地の松竹撮影所構想、平塚市と会社は交渉中という。結果、神奈川県大船に撮影所は蒲田から移転、その大船撮影所も今はない。
昭和11年 湘南大磯沖で沈下の潜水艦は魚礁として好成績。潜水艦は事故で沈んだのだろうか。
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寂光

写真もまた同じですね。撮り手の想いなどどれほど伝わるやら。でも、それで良いのでしょう。
by 寂光 (2015-06-22 20:34) 

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