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榧の実(かや) [実]

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徳川家康は榧の実で作った油であげた天麩羅を食べて死んだという話をきいた。
榧の実からつくった油は極上の油という。この街の一角にある神奈川県立城山公園の裏門から入ってすぐの場所に大きな榧の樹がある。此の地は国宝如庵という茶室があった。その茶室に向う門前にこの榧があった。
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榧の実は独特の脂っぽい香りがする、青い実は手にとると油っぽい樹液に包まれているように感じる。中にはアーモンド形の硬い殻に包まれた実が出てくる。画面は数年前に拾った榧の実。今年はたった二粒しか落ちていなかった。
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如庵は現在愛知県の犬山に移築された。移築後の何もない敷地と庭石が何故か好きなのです。
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私は如庵を知っていますよといった風情の黒猫が如庵跡にいた。
昭和5年11月1日中郡地方豊作の蜜柑、一箱2円の相場。(かって蜜柑の北限地がこの地位であった、そのため当時の品種では皮が硬く日持ちがするためアメリカ等へもクリスマス用に出荷されたという。)
昭和26年11月1日横浜大磯間列車運賃70円に改正運賃となったという。
昨日昭和23年発行の文庫本を買った。当時の価格が75円これは非常に高いのではないかと思う。その本の名は後日にまた。
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うばめがし [実]

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どんぐりは語らいあいて地に還る
姥目樫、学名:Quercus phillyraeoidesのどんぐり。
国道に古木となったウバメガシが沢山の団栗の実をつけている。
大地に落ちる前の青い実は美しい緑のグラデーションを奏でている。
自然はなぜこれほど迄に素敵な色を仕掛けてくるのだろう。
刹那刹那に変わる色は 大地に溶け込む大地色へと変身していく。
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ころがりしドングリ七つ果てぬ海
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団栗は大地枕に宇宙の旅
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どんぐりや刹那のみどり地べたあり
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ミドリグラグラドングリゼーション



郁子 [実]

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郁子の実をいただいてきた
ウスムラサキになるにはまだ早く青い実だがずっしりと手に重い

あはれ秋夜は夢むべからず西方に人悲しまむ紅の旗雲 邦雄

むべ と入力しても出ないので いくこ と打ったら郁子と出た。小学校のときとなりに座った彼女の名前が郁子だった事を想いだした。
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