9月05日 [花]
新しいキーボードを買いました。Buffaloの厚さ⒋5ミリの薄型ワイアレス。メモ帳に書き込んでからソネブロノページニハリツケマス。
打ち込み途中で落ちてしまう現象はこれで防げるでしょうか。
キーボードに慣れるまでは読みにくい文章が続くかも知れません。
タブレットにある画面のキーボードでもいいのですが、キータッチがあると何か世界が違います。キーボどの質量152g、情報社会とは限りなく質量が0グラムへ向かう世界なんですね。
今年の夏今朝も何回目の朝顔が咲きました。
8月31日 [花]
8月21日 [花]
7月31日 [花]
昨夜は夏空に巨大な火の花を見た。
華火は蕾 音の遅れて秋近し 無音
我が家の犬は、気の毒なほど大地の振動に脅えて
この世の終わりのような響きに耳を閉ざしたり
驚きは一瞬なれど永遠の夏 無音
夏の夜に命満開のちの夢 無音
華火は蕾 音の遅れて秋近し 無音
我が家の犬は、気の毒なほど大地の振動に脅えて
この世の終わりのような響きに耳を閉ざしたり
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驚きは一瞬なれど永遠の夏 無音
夏の夜に命満開のちの夢 無音
5月23日 [花]
5月21日 [花]
5月17日 [花]
こころはどこから来てどこへ行くのか 岩波書店刊で、河合俊雄さんが、日本の内面化の特徴を「ミニチュア化」と名付けているのが興味深い。
庭園や茶道、盆栽や生け花など、自然を加工し、サイズを小さくして内面化することが進化してきたと言います。
私の俳句の先生は、俳句の中に遠景、中景、近景の描写がどう配置されるかを常々気をくばるように言われます。浮世絵では極端な近景と、隣りに遠景が来ることで西洋にないインパクトのある世界が生まれました。現代では超広角レンズでこの世界は不自然に思えないほど目にします。
ミニチュア化された世界は、自然との決定的な分離や否定、さらには自然の支配は行わないけど、内面化で、こころを象徴する世界を築き上げてきたと河合俊雄さんは、いいます。
京都の街には狭い間口の奥深い家がありますが、間口の経済的な問題でなく、ある種隠されたものが、そこから死者たちの還っていく遠くの山を仰ぎ見てつながることもできる世界といわれます。
ブログに花の写真を多く載せる方が多いのも、日本人のミニチュア化された世界の現在形でないかというきがします。食のレポートの画面も同じようなミニチュア系では。日本では食玩という技術も世界に誇ります。
そういう自分も子供の頃、「ガリバー旅行記」の絵本がすきでした。ガリバーより小人達の世界のが興味深いものがありました。
箱庭に行水する人遥か下 ムオン
庭園や茶道、盆栽や生け花など、自然を加工し、サイズを小さくして内面化することが進化してきたと言います。
私の俳句の先生は、俳句の中に遠景、中景、近景の描写がどう配置されるかを常々気をくばるように言われます。浮世絵では極端な近景と、隣りに遠景が来ることで西洋にないインパクトのある世界が生まれました。現代では超広角レンズでこの世界は不自然に思えないほど目にします。
ミニチュア化された世界は、自然との決定的な分離や否定、さらには自然の支配は行わないけど、内面化で、こころを象徴する世界を築き上げてきたと河合俊雄さんは、いいます。
京都の街には狭い間口の奥深い家がありますが、間口の経済的な問題でなく、ある種隠されたものが、そこから死者たちの還っていく遠くの山を仰ぎ見てつながることもできる世界といわれます。
ブログに花の写真を多く載せる方が多いのも、日本人のミニチュア化された世界の現在形でないかというきがします。食のレポートの画面も同じようなミニチュア系では。日本では食玩という技術も世界に誇ります。
そういう自分も子供の頃、「ガリバー旅行記」の絵本がすきでした。ガリバーより小人達の世界のが興味深いものがありました。
箱庭に行水する人遥か下 ムオン
5月15日 [花]
岩波書店の「こころはどこから来て どこへ行くのか」を読んでいる。目から鱗がポロポロ落ちるようで、痛快な本だ。中沢新一氏の、ブリコラージュの話が面白い。常に古い資材を再利用して、組み合わせを変化させるだけで、新しい神話を生み出す。芸術に関しても同様にブリコラージュが働き、進化の過程で大活躍してきた。
進化は、新たな特定の機能を生み出す度に、新しい特別な分子を創造するのではない。
手持ちの遺伝子をその時々でわずかに違った様式で繰り返し再利用しているだけである。
すべての生物が、自分の細胞や脳の中で見つけられる出来合いの素材にブリコラージュを施す事により、新しい機能を引き出してきたそうです。
ブリコラージュとは何か?興味がつのります。
下條信輔さんの、色の来歴という話も、面白い。
仏教でいう、因縁に近い話なのだそうです。
人の目が、色を感じるとは、長い歴史があります。
人の顔を見て、その肌色に潜む情報の下りでは、なぜ顔には毛髪がなくなったのかと話が続きます。
顔認識が拡まる時代。
花の顔も何か不思議に見えて来ました。
常々「見立て」という言葉が気になっていました。ものに、人が感じる能力。見立てと、ブリコラージュよく考えてみたいと、思うようになった本でした。
があべらの立夏の空を共に観る 無音
進化は、新たな特定の機能を生み出す度に、新しい特別な分子を創造するのではない。
手持ちの遺伝子をその時々でわずかに違った様式で繰り返し再利用しているだけである。
すべての生物が、自分の細胞や脳の中で見つけられる出来合いの素材にブリコラージュを施す事により、新しい機能を引き出してきたそうです。
ブリコラージュとは何か?興味がつのります。
下條信輔さんの、色の来歴という話も、面白い。
仏教でいう、因縁に近い話なのだそうです。
人の目が、色を感じるとは、長い歴史があります。
人の顔を見て、その肌色に潜む情報の下りでは、なぜ顔には毛髪がなくなったのかと話が続きます。
顔認識が拡まる時代。
花の顔も何か不思議に見えて来ました。
常々「見立て」という言葉が気になっていました。ものに、人が感じる能力。見立てと、ブリコラージュよく考えてみたいと、思うようになった本でした。
があべらの立夏の空を共に観る 無音