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八月二十五日 [人]

芭蕉翁.jpg

奥州平泉の中尊寺境内の松尾芭蕉像。月見坂の表参道を辿り、金色堂の奥にその人は立っていた。俳諧とは俳句の前に言われていた姿、連歌の中の発句が俳句として独立して現代に至ったのだそうだが、俳諧や俳句の「俳」とは、わざおぎと読み、俳優の俳でもあり、人に非ずというそのカタチが何か凄まじい。俳人芭蕉翁は、旅に病んで枯野を駆け巡った。野分の風がふさわしくその辺りに吹き始めた日の撮影です。




 黄金の野分の風も御堂より  むおん





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