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八月十日 [色]

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原色の夏。
写真家藤原新也さんの色を思い出したて。夏の重さが濃厚な深い色を生み出し、闇も深まる。昨日の夕方にはカナカナカナカナカナカナカナカナと、ヒグラシの雨。絹糸のような雨の襲撃に心も緩んだ。今朝は秋の気配の風と、クマンゼミの夏を惜しむ讃歌の嵐。
ミンミン蝉も遠くで合唱。

昭和四年大磯照ヶ崎海水浴場で、温浴場の施設。お風呂に入れるところか。日焼けした身体でお風呂に入る、あの瞬間の刺激が甦る。我慢して夏の海から銭湯へ。
納涼活動写真の上映も。スクリーンの裏側からも映画が観れて子供の頃は其れが得した気分で、うれしかった。

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