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九月十七日 [世界]

世界の変わり目に人は何度立ち会うのだろうか。参議院での光景を見ていた。大きく変わる日本、今までも大きな変わり目があったが何か今回は違う。果てしなく願望であったものを押し通そうとする力、その力は戦後70年の以前にもあり、押さえ込まれていたものが徐々に正体を現わしたような気がする。個人でなく誰もが持っている抑えきれない力。何か喜劇的にもテレビ画面を見ていて感じた。戦争か平和かそんな二者択一ではない世界がじわじわと雁字搦めにやってくる気配。腕時計の中で置き時計の中で生きてきた小さな部品が、小さく震えだしていく気配を今日の夕方は感じた。
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           民軍が秋を刈り取るかまいたち   む お ん









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