九月二十日 [世界]
今朝の朝刊を見て驚いた。安保法の全体像、10の法律を一括改正。こんなに沢山あるのですか。
今更驚く方がおかしい。でもおかしいなんで朝刊にこんなにわかりやすく10の法律がコメント。
マスコミも今まで何を報道してきたのか。こちらの目が節穴だったのか。
今の政党を選挙で支持した人々がいるから現在に至ったのは自明のこと。支持した人は安保法の支持ではなくアベノミクスで日本が豊かになること。経済が活性化することを望み戦争に加担することは選ばなかったはずといっても、もう遅い。これからどうする。民主主義が芽生えたのなら今からでも遅くはない。この国は政治家たちや官僚なためにあるのではないのだから。
剥製の鳥だがまるで生きているよう。死者たちもこの国の未来を見つめている。暴力で奪い取った法律は、議論によって生まれる法律に変わる時代がくるだろう。70年間の戦後が、戦前への道に行き着かないように、もう一度100年の過去を振り返り、戦後100年を平和な世界で迎えたいと希望し、祈り、歩み出そうと思う。この国を生き抜いた死者たちの為にも。
彼岸より託されし平和汚すなかれ むおん