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9月04日 [世界]

隣町のスーパーマーケットの屋上から、東海道新幹線が見えた。
全車両は12両の編成だろうか。白い紐が西か東へ生命体の様に去っていった。
総ての車両が真横から一望できるには、どれだけ離れていて、展望が良い場所が結構ありそうと、ふと考えた。レールは地図上で一直線に轢かれている。かって水田と積乱雲の光景が見られたのだが、家々とビルが多い。

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8月29日 [世界]

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アマゾンの本の読み放題サービスの、お試し版を一ヶ月ほど使用して気がついた。この町ではコンビニ以外本を買い、雑誌も買える場所が無いので、紙の本もアマゾンに注文している。近くの図書館には新刊本も揃うので、ネットで在庫を確認し利用している。一ヶ月で紙の本も、電子本も読むのは30冊位。

毎日一冊これは、多い方だろう。三ヶ月かけ一冊を読むこともあるが、面白い本は一晩で読む。内容の問題か、一晩で読む本は刺激はあるが後には残り難い。

アマゾンの読み放題から気づいた以下感想である。

1.本には紙の本と、電子の本の二種類がある。
2.紙の本はアトムで出来ており、その本自体の内容は更新されない。
電子の本は、何時でも内容の更新が出来て変わることができる。
3.本を買うには、書店やコンビニ、古書店か、ネットショップなど二種類の買い方。
4.本は有料か、無料のどちらか。高い骨董書籍や希少本、新刊やフリーペーパーや、カタログ、無料の電子書籍と価格の幅は広い。
5.本の著作権、販売権、もろもろ世界の国で法律は異なる。

自分の町で、書店が昨年無くなり、図書館かアマゾン、近隣の町の書店で買うことが、アマゾン使用率を高めることになった。アマゾンはネットで書き込まれた書評と、検索による本の補足が圧倒的に情報量が多く、明日には紙の本は届き、電子本はその場ですぐ買え、読めてしまう。

電子本は、画面で読むことで眼が疲れやすい。見出し程度の文字数と、ツイッター程度の文字情報しか自分ではこなせない。長文よりも、ダイジェスト版に移行するのが、世界の流れの様だ。引用を関連付ければ、並の本のページより莫大なものとなり、電子本はエッセンスか、莫大なページのデータの本の二面性を持つ。

読み放題は、検索方法が未熟なインターフェースを感じた。古典的な図書館の分類のが、全貌がつかめ選ぶ時間が短かい。アマゾンの読み放題から、価格別の読み放題を選ぶと、何が価値基準なのか滑稽な本達が並んだ。機械の認識作業で並ぶものなのか、日本の読者層への基準も毛頭見かけられない。

アマゾンがネットで注文が殺到し、アメリカで物流が捌ききれないことを乗り切り、日本でも欲しいものが明日に届くという、物流革命の人々の汗の世界。
映画や、音楽が無料で流れ、本も無料で読み放題の時代。
幸福と平和も、無料で大量に流れ込む世界を思ってしまった。

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アマゾンの読み放題の現在、出版社との調整や、著作権からか、無料化の壁は高く難航している様です。
映画も音楽の無料化も難航度が高かったのでしょうが、世界は無料のシェアー社会に向かうのでしょうか。未来は衣食住タダで支給され、働くことが人間には不要の世界が来るというのですが。

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アマゾンの源流で五輪知らぬ民の夏 むおん


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ただほど怖きものなしと八朔の日 むおん


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8月04日 [世界]

昭和29年(1954)8月4日 - 神奈川県の大磯北浜海岸沖500メートル付近にF-86戦闘機が墜落し乗員1名が死亡。昨年の今日もブログで同じことを書いていた。ネッットの検索で米軍F-86戦闘機が墜落し乗員1名が死亡ということも分かった。何時頃のことだろうか。機体はすぐ回収されたのか。戦後10年も経たない頃の出来事。

1960年代前半に撮った横須賀の光景が出てきた。この頃の潜水艦は既に原潜だったのだろうか。
横須賀駅の近くの公園から、米軍基地の中の光景はよく見えた。撮影は夕日に輝く冬の時間だっただろうか。
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帝国海軍時代の将校倶楽部があった。その特徴的な窓が今も記憶に残る。米軍に接収されEM倶楽部という名の施設になり、米軍の将校たちや水兵が出入りをしていた。今は取り壊されてしまったが、大きなステージのある劇場があり、戦後のジャズはこの場所でも活況を呈したという。ヒマラヤスギの並木と独特な装飾の建物が懐かしい。建物の周りにはニューヨークの一角を思わせる避難階段やスチームのガスが白い煙を路上に吐き出したちのぼる光景が懐かしい。

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あの頃学校の写真の授業で、白いカルミンという菓子を並べ額縁の中の子どもといったテーマで俯瞰して撮影した。カメラの煽りを利用しての撮影だった気もする。ブローニーフィルムに煽りのできるレンズの構成だったのだろう。写真が醸し出すトリッキーな世界に興味があった。

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祖父が南方の国から土産で買ってきたとか言っていたガラスの皿。虹色に光る青い皿は、祖父が亡くなり、私が亡くなってもこの世に存在するのだろう。モノの命を思うと不思議になる。すべては帰って行く場所があるのだろうが、人間はどこから来たかも知ってはいない。

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   儚げな真夏の皿よ幾とせの命あり  むおん



7月27日 [世界]

痛ましい悲惨な事件が起きた。施設の障害者の人々が襲われた。
抵抗出来ないものを、殺戮するなど狂気そのもので悍ましい。
犯人を産み出した世界が、今目の前の現実としてある。豊かな自然に囲まれた施設の光景がより痛ましい。障害者が居なくなる世界を国家が指示すれば、私は実行する。彼は何と身勝手で自己顕示欲の塊なんだろう。

日常あんな明るい若者が、こんな事件を起こすとは、今やざらにある世界だ。闇は光だらけを求める世界には、より深い闇が出現するのだろうか。弱者や対立者を暴力で、抹殺する様な思想は狂気以外の何物でもない。彼を産み出し育てた世界が憎い。

事件が起きた時、数ヶ月前に老人介護の介護士になった友人の言葉が、蘇りました。「介護の仕事をする時は、自分の眼鏡を外してするのが鉄則」何が起こるかわからない世界。でも相手から自分が救われることも多々あるしと。

知的障害の方とは、環境が違うかもしれませんが痴呆症の方が、排泄物をなげつけ、介護士が其の日は食事も喉が通らない何てことも聞きます。だからって老人や障害者が世界から消えれば平和になるという発想は怖い。そんな発想と、それを本音にする人々が潜在している気がします。
狂気としかいえないのですか。

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今ここにある世界の確認の遊びをしました。先日のフリーペーパーに、子供向けの「太陽系を街に作ってみようという宿題がありました。1メートルの直径の太陽を部屋に作ると、ネットで調べた地球の直径は平均9.1ミリの指先に乗る大きさになります。これが太陽からどれだけ離れているのかとなると、約107.5メートルとなります。14億分の一の世界です。

太陽を10メートルの直径にして東京タワーに吊るしたと仮定しました。ここから1070メートルの距離に91ミリの地球の姿があります。地図では浜松町駅付近とでました。
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自分の身長の14億分の一の人間が浜松町駅前から東京タワーを見上げると10メートル直径の太陽が見えるはずです。ストリートビューで確認します
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浜松町駅前から、本物の夕陽と太陽系モデルの東京タワーの太陽が確かに見えました
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ネットの仮想空間から現実の東京タワーを見に、ポケモンGOのように出かけたくなりました。

7月24日 [世界]

ホールアースカタログという懐かしい響きを聞いた。昨日の「インターネットのあとになにが来るのか」というセミナーで。シリコンバレーという言葉が聞かれる前の時代だったろう。ヒッピージェネレーションと呼ばれる人達の中から、全地球カタログは生まれた。

ホールアースカタログは1968年に、スチュアート・ブランドによって創刊された。ヒッピー・コミューンを支えるための情報や商品が掲載されていた。創刊号の表紙を飾ったのは、1966年にブランドが起こした運動が功を奏してNASAから発表された、宇宙に浮かぶ地球の写真である。日本の雑誌、『宝島』や『POPEYE』にも大きな影響を与えたとされる。

シアーズロバックのアメリカに始まり、ライフ誌のアメリカ、カタログ文化の流れは、アマゾンやグーグルに引き継がれた。

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そんなホールアースカタログを、連想させるフリーペーパーが東京にあった。ポケモンGOの生みの親となった一人の方も語る。新しい世界を築くには、夏休み子供達はバーチャルの世界から飛び出してリアルワールドの不思議を体験する。そんな呼びかけがこのフリーペーパーには語られていた。バーチャルとリアルを繋げてしまう世界。1968年の今から半世紀前には誰も予測できなかった世界。しかし半世紀前の子供達も、何故生きなければならないのかとか、何故学校はあり、戦争も何処かでおこなわれ多くの人が死んでいくのか、何故差別があるのか、様々な何故を持っていた。

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ポケモンGOというゲームは、書を捨て街に出ようという世界とどう違うのか、ゲームの中に埋没する子供や大人。ゲームはリアルワールド迄をバーチャルなものにしてしまうのか。地球上に新たな革命と新たな思考が確実に広まるのか。AIと人間は共同作業が出来るのか興味津々である。

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ゲームの功罪と、次の未来、宗教に与えるインパクトも大きい気がする。

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7月15日 [世界]

網戸越しの外の世界。盆栽の宇宙の中で日光浴する女性たち。蚊帳の外の景色は霧に包まれた世界。

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 幻の世に棲む女真夏の庭に  無音

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 語らいは逃げ水に似て選挙カー 無音

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 木下闇二人の声が潜む昼  無音

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  どうでもいいよな都会の森へ夏 無音

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  束ねたる小判草もち少女経つ 無音

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  好きな句に口ずさむ句は去りし春 無音   「海にでる馴染みの小道こばんそう」




7月11日 [世界]

憲法改正へ、また一歩。改正とは、今の憲法が時代に合わなくなったから、アメリカンな嫌々の憲法だつたから、改正しようという。もしかして改悪だったと後になってわかっても手遅れ。
憲法より経済優先の国民、原発や基地の問題より、目先の豊かさキープの為に有名人に一票。
多数決は、少数者がいる事を忘れ、抹殺し、無視する世界。

何か、昨夜の万歳は、老朽経済大国万歳との合掌にしか聞こえてきませんでした。
ため息が出るばかりです。
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友人たちは、自民党頑張ったじゃん、あべさんやるねーと、井戸端話。


遠い昔、子供の為に手作りの将棋のコマを並べて深呼吸の朝です。


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駒奨め国の行方を思う夏 無音
















6月26日 [世界]

想像してみてください。あなたの街に突然41階建ての高層マンションが出現したら。
ある朝、雲を抜けるような見上げるマンションが出現したらどうしますか。

予々日本に限らず、空から宇宙船が降りてきたようなビルや、家がこの国のあちこちで出現してきたように思っていた。その土地の風土に根ざさず、いきなり別世界から運べれてきたような建築群。昨日山形県の上山市に旅してその建物に出会った。

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緑一面の田園風景の中に、梅雨の雨に霞む山々の麓に大きな高い建造物が出現する。
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山形新幹線の開通以後か21世紀に入り、突然高層建築物は造られたという。市民は田んぼの真ん中にコンビニが作られていると思っていたら、そのコンビニは高度成長のように見る間に高さを足していったという。41階の高層階から見下ろす上山市はどのような展望なのだろう。高速で水平に移動する新幹線、平野の中に高層で垂直移動するエレベーター。誰が住んでいるのだろうか。売り出し当時話題になったマンションは、値下げしてから全て売り切ったという、投資目的で買った人も多かったのだろう。人口3万人の市の人口は今世紀減り始めているという、この国のどこの地方とも同じように。
あの高層ビルの下に巨大なエンジン部分が埋め込まれていて、ある夕方オレンヂ色の光を発して未知の惑星へ飛び去る光景を思い浮かべてしまった。


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わが町は緑なりき、その町に巨大なビルが出現したら。


6月25日 [世界]

英国のEU離脱の協定完結までは2年間かかり、
その時間で離脱を回避する国民投票が、再度ある可能性もあるのだという。
果たして世界はどう変わるのか、大国主義のエゴの為の分裂社会、又は長い歴史の民族の血への回帰なのか。スマホで各地の天気が自由に選択でき一覧できる世界から考える。
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気になる地の天気は総て夏の星 むおん



6月22日 [世界]

人間の身体と、精神とは遊離される世界が来るのだろうか。脳とは何か、体の一部であり、記憶や知能を司り、意識や、体の制御をする。そのこと自体、物ではないのだろうか。

魂に重さはあるのか。身体が消滅しても脳の中のデータは何処かに存在出来るのか。

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記憶が行進する夏の日本 むおん

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紫陽花色の回路はニトリへ むおん

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見下ろせば真夏の構図極まる朝 むおん

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