SSブログ

7月23日 [アート]

今日は久しぶり二、東京都内に出ました。山手線のホームはホームドアが各駅に設置され、無い駅は何故か解放感がある。ホームの天井は、昔に比べ妙にダクト系や、様々なケーブルが人間の血管の様に垂れ下がる程配置されている。昔は隠されていた配線や配管が露出して、人間の臓器の中を旅している感覚になる。都市が巨大な皮膚に包まれ、機能が剥き出しになって、メンテナンスがしやすい世界か。
あの迷路の様な線の群れは何処まで未来へ続くのかと思う。
image.jpegimage.jpeg

私たちは、ほんのすこし先の未来しか見渡せない。
しかし私たちが試みなければならないことが、たくさんあることは、明らかである。
アラン・チューリング「計算機械と知性」

都内某所で、「インターネットの次に何が来るのか」日本出版記念のケビン・ケリー氏のセミナーが開かれた。
30年後の近未来。その2046年の世界の人々が、今の地球での出来事を想像すると、2016年代とは素晴らしい時代と考えるだろうという。「なぜぼくらにはAIが必要なのか」とテクノロジー学の泰斗の氏は語ってくれた。人と人工知能が共同して、未来を築く世界。
楽観主義だという持論の氏が、ホールアース・カタログや、WIREDで展開してくれた世界が、今日目の前で希望を持たせてくれた。閉じたアメリカを求める声や、戦争や、国境、の存在。
インターネットが、立ち向かう世界観は、氏にとってウィキペディアとスエーデンの様な国家社会といい話が印象的だった。
image.jpegimage.jpegimage.jpeg

日本では、ポケモンGOが、虚の空間と、リアルを繋ぎ公開された。
電車の中にスマホ片手に四人の中学生男子が乗り込んで来て話題をしながら降りて行った。
彼等の30年後の未来、どんな世界なんだろう。
其れは明日という未来とも繋がっている。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。