8月18日 [人]
小熊英二著
生きて帰ってきた男
- ある日本兵の戦争と戦後
を読んでいます。
1968を書いた小熊英二氏の父上の記録です。著者は直接父親から何度も、話を聴き、調べもしたのでしょうか。
語りたくない戦中の話も多かったのではないでしょうか。語り尽くせぬ話や記憶もあったでしよう。満州で捕虜になりシベリアのチタという町で1945年に20歳の誕生日を迎えた、著者の父。
読んでいる私は1968年20歳の誕生日を迎えました。戦争とは、平和とは、高度成長の日本とは、何だったのか。
読み続けます。
秋の陽が外に佇む時代かな むおん
朝顔の季語を忘れて花に聴く むおん
戦前戦後の暮らし朝顔ひとり むおん