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10月21日 [旅]

昨日は鎌倉を旅してきました。昔のシネレンズで昔の記憶を撮影。16ミリフィルムの一齣のように惚も滲みもありの世界です。久しぶりに持ち出したフランスアンジェニューのレンズは銀幕の世界を思い出しました。コースは鎌倉駅から、大刀洗、朝比奈峠の切り通しまで行かず旧朝比奈街道を見て、冥王院、浄妙寺、報国寺の竹寺、から鎌倉駅へ。
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小町通の朝
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わーお 鎌倉
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駅裏
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朝日
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大刀洗
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朝比奈街道
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野犬が昔いた森
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冥王院
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浄妙寺
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アンジェニューの眼
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報国寺竹の寺にて
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赤がシネマのように深い色
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御朱印をもらう方は多い 許可を取ってお手元を撮影
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竹取物語の世界へ
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凄いとは世界共通の二人
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かぐや姫登場
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竹の道
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かぐや姫退場
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帰りの電車で見た光景
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この人といえば茅ヶ崎
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茅ヶ崎駅ホームにて
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この夏の最後の暑さの名残の日

10月20日 [海]

昨日の昼食は、日本海の幸をどんぶりで堪能しようと
鰤と、ノドグロの炙りを乗せた海幸丼です。自分は魚は捌けないので、炙りと、刺身を切る担当です。
ガスコンロを細めて、串に刺したノドグロのサクを皮の焼ける音に耳を澄まして炙りました。
皮の焼き加減を見て氷水に浸します。昨日作った塩麹味の梅貝もご飯に乗せて、海幸三色丼、美味しく頂きました。

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とうが立ち始めた空芯菜の蕾を小さな小さな瓶にさして二日、ゆっくりと花が開きました。
ご苦労様の小さな野菜の花、ありがとう。

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10月19日 [海]

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富山から新鮮な港の市場の魚たちを送ってもらった。
のど黒、イナダ、梅貝、がす海老、イカ、刺身がうまい。
現地に行かずに我が家で味わえる幸せな時代。感謝に尽きる。


日本海渡りて来たる秋の幸 むおん


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10月18日 [かたち]

モノは、時間が経つと変わる。
心も考え方も変わる。
最近、過去も動いている という話を読んだ。
過去は不動のように思えるだけで、動いている。

それは今という視点から、動いているということだろうか?
歴史も動いている。過去という動かし難く見えたものが動いているということに感動する。


靖國に会津の戦士者の方々も合祀したらという話を聞いた。
誰が言い出し、其れは迷惑だと思う子孫、国とはなにか。
敵味方に分かれて戦った時代を思った。

世界が混血だらけになれば、平和がくるよ
と言った、混血児の老人を思い出した。

古びたものは、汚いだけなのか。新しいという事が、いつまで新しいままでいられるのか。

世の中はすべて、無常。常に変わっていく。

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秋の蚊に手のひらかざす仏の目 むおん


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秋雨に流れた時間指物師 むおん


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10月17日 [物語]

眠りが浅い時はよく夢を見るようだ。
夢日記をつけてはいないが、現実に見た記憶や日常の記憶のきっかけが見事な編集で夢になる。
何か現実と夢が深いところでつながる世界、怖い気もするが、理由があるのだろう。

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滲む写真が好きだ。滲みは境界線をイエスとノー以外の領域で示してくれる。

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昔ニッキ水を入れた入れ物だというが、その色は夢の色。

10月16日 [月]

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心月 こころづき しんげつ 月の言葉を新たに知った 月兎の物語の夕べの月はまるで別世界のような
広大な光景だった。手持ち撮影でこれだけ撮れる世界。夢のようだ。
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光り物が好きだ。百円ショップのガラス玉、本当のダイヤだったら億はするのだろうか。

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10月15日 [花]

昨日数年前からのクラウドの画像が一万枚を超えていることに驚いた。
フイルムカメラでは、そんなことはありえないが、アイフォンのカメラやネットにアクセスの画像物凄い数だ。
もう一つの記憶装置が頭以外にある感じ。恐るべし世界。

秋の陽射しに、グズマニアという南方系の植物の花。パイナップルの仲間だそうな。

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お十夜も十三夜も過ぎ冴えし日々 むおん


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10月14日 [俳句]

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先日久保田万太郎さんの俳句で、おんなかんな女かんなの寒さかな
という句を思い出した。何か不思議なリズム感の句なので気になっていた。
青空文庫に、ずばりカンナとオンナと題した、陶芸家の魯山人のエッセーがあつた。
詩人の前で、削り節を削る魯山人。
オンナカンナと呟く詩人。詩人は万太郎その人ではないだろうか。
以下 青空文庫より

わたしはビールを飲む。詩人はウイスキーを飲んでいる。わたしは、出来上がった料理にかけるため、かつおぶしをけずる。カンナを使ってけずる。詩人は、目を見張っていう。「先生、ずい分、立派なカンナですね。まるで、大工が使うような、カンナですね」「これは、大工たちが使うカンナの中でのいちばん上等だよ」「へえ、もったいないですね」「どうしてもったいないのだ」わたしは、不思議そうに詩人を見た。"

「そうですかね。先生、オンナも、カンナと、同じですね」「どうして」「いい女房をもらっておけば、一生味がよくて経済的ですね」「ハハ……なるほど落語の落ちだな。オンナとカンナと似ているね」わたしはビールを飲んだ。詩人はウイスキーをなめつつ、「オンナとカンナ」と、うたうようにいった。"




10月13日 [世界]

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東京大停電、黒煙をあげる変電所付近。信号機の止まった交差点、止まったエレベーター、停電のビル、止まった電車。想定外の停電。原因は調査中。一極集中のオール電化世界。

復旧は素早かったが、手術中の病院は仮電源に切替がスムースに行われたのだろうか。
無人化して、ロボット化する世界。今の世界は明るさに満ちているようで、何かがあれば闇の世界へ。

闇があり、光りや、灯りの尊さを思う。オール電化キャンペーンも最近は影を潜めている。
一元化のみの世界は危うい。灯りの点検、普段の備え再チェック。

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10月12日 [俳句]

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ぴゅるぴゅると小指の先の唐辛子 むおん

数年前の冬に作った句です。風の音と、赤くなった小指の先が唐辛子のように思えてきたこともあったようです。

今日は家中の短冊を入れた額の中の句を、変えてみました。

久保田万太郎さんの、平仮名が点々と雨だれのように書かれた

おんなかんな女かんなの寒さかな 万

という句が好きです。殴り書きのようん書かれた文字の短冊は真筆かどうかわかりませんが、その拙さゆえに本物のように見えてきます。



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秋の空から 雨が流れて居る坂 裸木

大橋裸木さん、「陽に病む」と一番短い句を読んだ人でしたっけ。らぼくの文字の裸は、あっていると思いましたが。 


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